終戦の日を前に(国境なき医師団・ユニセフ)

更新 2019.08.08

今年もまた8月15日がやってきます。今年は戦後74年。戦争を知る世代の方々が少なくなってきています。ここ青森県でも「青森空襲」がありました。昭和20年7月28日の空襲です。私の友人が青森にいることもあって、青森空襲に関する話を聞くことがあります。そして空襲を語り継いでいこうと活動されている人達のこともききました。平和に慣れている私たちには想像もできないことが起こっていたのです。法律によって避難することを禁じられた人々は空から大量に降り注ぐ焼夷弾から逃れるようと必死になって逃げた。防空壕は役に立たず、防空壕にはいったまま多数の死者がでてしまった。その悲惨はおそらく平和に慣れてしまった我々には想像ができない。だから、すこしでも当時のことを知っている人の話を聞きたいと、私はおもっています。

しかし、世界にはいまだに戦争、内乱が絶えません。そして大量の人たちが難民となってしまっています。シリアやロヒンギャの人たちほかたくさんの人たち。劣悪な環境のなかで生きている人たちの姿を報じた記事を読んだり映像をみたりする機会がありますが、戦争がもたらす悲劇の主人公は軍でも政府でもない、市民なのだと痛感します。先の大戦でもいまの紛争地帯でも同じです。

今現在平和な世界に生きているものは、先の大戦の悲劇と愚かな行為を次の世代に語り継いでいかなければいけないし、今起こっている紛争から難民たちを救うために何かをしなければいけないと思います。UNHCRや国境なき医師団への寄付活動を通じて世界の困っている人たちのためになりたいとの思いを持っている、東北建設技術普及会の活動に私は共感いたします。そして少しでも多くの困っている人たちのために何かをしてあげたい、と思います。好きで難民になっている人などいないのですから。

東北建設技術普及会という堅苦しい名前ですが、社会貢献に対する取り組みに関してご賛同いただける方々の入会をお待ちしております。

最近「難民になったねこ クンクーシュ」という絵本があることを知りました。

難民の家族と離れ離れになった猫がボランティアの人たちのおかげで家族と再会を果たす、という内容の実話だそうです。読んでみたいと思います。 294

 

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