残念に思うこと

更新 2019.12.13

世界には多くの難民と呼ばれる人たちがいて、その人たちを救うためにUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)があり、東北建設技術普及会も積極的な寄付活動を行っております。

平和な国、日本に住んでいると難民は見たことがないし、その存在はテレビのニュースでしか知ることはできません。21世紀の今でも世界には戦争や紛争が絶えることはなく、戦禍を逃れるために多くの人たちが生まれ育った地を離れていき、そして難民となるのです。虐殺やレイプから逃れて。そのような難民の支援活動を行っているのがUNHCRです。そしてそのトップで活動されていたのが先日亡くなられた緒方貞子さんでした。同じ日本人として私も誇りに思っておりました。2年ほど前に亡くなられたご親戚の犬養道子さんも自ら基金を設立して積極的に難民支援活動を行っていました。我々は緒方貞子さんや犬養道子さんのように現地に飛んで行くことはできないですが、少しでもその意思を汲み取りたいと思います。

難民について考えているとどうしても避けて通れないことがあります。緒方貞子さんや犬養道子さんは私の尊敬する女性なのですが、ミャンマーのアウンサン・スーチーさんも私の尊敬する女性なのです。アウンサン将軍の娘として生まれた彼女、長い間の軍による軟禁生活耐えてミャンマー人の自由を勝ち取るために立ち上がり勝利を勝ち取った。自由の旗手であるはずの彼女が何故かロヒンギャの人々に対する虐殺、迫害を認めない。自分の自由を奪った軍の擁護をしているように思われる。実に残念に思っております。スーチーさんに目を覚ましてもらいたいです。

冒頭にも書きましたが、東北建設技術普及会はUNHCRの活動に積極的に寄付活動をおこなっております。難民のためにすこしでも力になりたいと思っている方々は是非、当東北建設技術普及会の会員になることをお勧めします。

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