『建設ディレクター』 現場支援する人材の育成を
更新 2025.03.17
3月12日付みやぎ建設新聞、3月13日付建設新聞に『建設ディレクター』説明会の記事が掲載されましたので、ご紹介します。
これまで技術者が担ってきた安全、出来高、品質など工事データ作成や、ドローン測量・3次元データ作成などのICT業務の内製化を図り、技術者が本来の現場業務に集中できるようバックアップする、新たな職域が『建設ディレクター』という制度とのことです。
バックオフィスとフロントオフィス(現場)の中間にあたる「ミドルオフィス」と定義され、これまで分断されていた現場と社内を中継する新たな役割を担います。
『建設ディレクター』の導入メリットとしては
☆女性活躍 ☆若手雇用の促進
があげられ、負担軽減としては技術者の書類業務を6割移管したことで残業時間が減少した事例も紹介されました。
入社間もない経験の少ない人材でも携われる『建設ディレクター』の存在は若手の担い手の活用、定着の可能性もあり、業界にとって企業価値を高める効果があると期待できると考えられるようです。