ASPデータ(工事帳票)の提出について

更新 2013.04.09

最近問い合わせが急増している案件があります。

それは、ASP[工事情報共有システム]のデータの提出に関する件です。

某出張所の現場技術員の勝手な判断で検査終了後、竣工時においての紙ベース資料を『スキャニング』させて二重納品させている実態があることが多く判明しました。特に秋田。

これは、H22.9の業務効率化にかかわる策定要領にまったく反するもので、決して見逃しスルーはできません。厳しく記述するようですが、これはローカルルールに過ぎず、このローカルルールがだんだんローカル標準化になり、結局また昔に戻って余計な手間、労力が発生していることになります。また、“表紙だけスキャニング”とか意味の分からない納品物を求めたり、なんとか抑止しなければなりません。

ASPの運用中は、紙ベースを利用してその後スキャニングして、ASP上で書類を管理するのはわかります。しかし、実態は検査終了後、ASPデータをダウンロードしたものに、さらに紙ベースをスキャニングしたものを追加連結させて、納品させていることがマズいのです。

紙ベースで取り交わしたものは、『紙ベース』で納品。ASP利用したデータは、ダウンロードして納品と、まだまだ取扱い、運用がわからない人も多いです。

また、ASP工事帳票の電子媒体にビューアを入れてくれとか、オリジナリティーあふれて、やりたい放題になってきています。

実際ビューアを入れなくても、国交省チェックシステムでビューア機能を使ってツリー表示(日本語)できるし、検査支援機能でダウンロードしたものでも構わないそうです。(保管管理システムに入れるわけではないため、見易さ探しやすさ重視で)

ということで、不明な点問い合わせは遠慮なく『東北CALS普及会』に連絡ください。わかりやすく解説し、間違った運用などは徹底して抑制していきますので、ご一報お願いいたします。

福士

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