災害とICT
更新 2019.07.22
ここ数年異常と思えるほどの豪雨で各地が甚大な被害を受けています。毎年テレビに豪雨災害のニュースが流れないことがありません。『命を守る行動ををとってください』という言葉も度々テレビにでてきます。自然災害の怖さを改めて思い知らされます。九州地方の豪雨もつい先日のことです。
大雨や洪水、土砂崩れなどの被害にあわれた方々のために各地から応援の方々がかけつけています。医療関係の方々や土木関係の方々をはじめ様々な分野の人たちが困っている人たちのために働いています。被災地に行って実際にボランティア活動をしている人たちもたくさんいますが、行けない人もたくさんいます。私も行けない一人です。でも被災地の方々の支援のために東北建設技術普及会は会費のなかから国内外の寄付活動をしていると知り、様々な社会福祉活動の一助となれると思うとうれしく思います。この活動は大変意義のあることだと思っています。たくさんの企業のサポートをして、しかも人の役にたてるなんてとても素晴らしいことだと思いませんか?社会福祉活動の結果報告がほかのブログで紹介されています。社会福祉活動に興味はある、でもどうやったらいいのかわからない。そういう人もたくさんいると思います。東北建設技術普及会の会員になることでも、社会福祉活動に協力することができます。一人でも多くの会員が集まれば多くの寄付活動ができます。選択肢の一つに加えてください。
ところで、災害時には土砂崩れなどにより交通障害も発生し、大規模な復旧工事が必要になってきます。そのようなときにはドローンやレーザースキャナーなどの建設ICTが大きな威力を発揮するのではないでしょうか。道路が土砂崩れで通れない、大規模な土砂崩れの実態を早く把握したい。災害時には的確で迅速な行動が必要とされます。そんな時に建設ICTの技術はとても役に立つのではないでしょうか。
これほど甚大な自然災害が続いている現在、建設ICTの技術を習得することは今後の土木業界にとっては必須だと思います。災害時に迅速な復旧作業ができれば多くの人たちが助かることにもつなっがていくのではないでしょうか。
東北建設技術普及会では建設ICTのサポートや講習会の開催をおこなっておりますので、お役にたてるのではないか、と思います。
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