道路工事完成図等チェックプログラムの追加プログラム【試行】開始!
更新 2014.02.08
『道路工事完成図の品質確保における課題と対応策』ということで、現行の道路工事完成図チェックプログラムに追加チェックプログラムの試行運用が開始されています。
今後完成平面図は道路管理業務で利活用する重要な地図データなので、正確かつ確実でなければなりません。そこで国総研が本腰を入れて整備する動きが出てきました。
従来チェックシステムでは確認できなかった「地物の正確性」「位置のずれ」などのエラー、間違いを発見して確実に『道路工事完成図等作成要領』に準拠した道路工事完成図を集約することが不可欠ということです。
課題①地物の正確性や地物同士の関連性(重なりや離れ)
課題②完成平面図の位置ずれ(座標設定の間違い、不備)
①については、エラーログの表示、エラー内容抽出表示
②については、国土地理院基盤地図上に車道部レイヤーを抽出して重ね合わせ位置ずれを目視確認(地理院画面で確認)
以上の追加チェックで確実な完成平面図作成を蓄積するものです。
現在、今日までの受注者から提出されたデータを保管管理システム→国総研サーバーに転送作業が急ピッチで行われているようですが、データの不備、エラー、データの欠如等多くのエラー要因で蓄積に障害が生じているようです。
『道路工事完成図等作成要領』の運用、データ登録に関してのエラー等お問い合わせは東北CALS普及会へいただければ、多くの実績を活かしたサポートをさせていただきます。