3次元計測(UAV・レーザースキャナー)の活用サポート
建設事業・土木工事における全ての工程で3次元データを活用するi-Constructionにおいて、UAV・レーザースキャナーを使用は必須となります。また、これらの最新機器を安全に利用し、かつ正確な3次元データを取得するには正しい計測方法を習得し、現場の状況に合わせて使い分けることが必要です。
UAV(ドローン)を利用した計測
UAV(ドローン)計測は、レーザースキャナーでは工数が超過する可能性がある大規模現場での計測や立ち入りが困難な場所、危険区域での計測に適しています。
操縦者
送信機で、機体の操縦とカメラの操作を行います。
補助者
OSD(モニタ)で常に機体ステータスを監視しながら、安全な飛行・撮影の指示やアドバイスを行います。
その他
必要に応じて飛行範囲の現場状況や気候状況の監視、安全管理のための補助者を増員します。
地上レーザースキャナーを利用した計測
地上レーザースキャナーは、毎秒数千点におよぶ高速レーザーによって短時間で高密度・高精度なデータの収得が可能なため、時間短縮だけでなく少人数での作業(省人化)が可能です。
機能概要
- 測定範囲:2~350m
- スキャニング:縦方向80°(1~36スキャン/秒)、横方向340°(1~15スキャン/秒)
- 測定レート:28,000Hz
- グラフィックフレームレート:自由に設定可能(約20秒で20万ピクセルの3次元データを収集)
- 測定精度:標準±25㎜、測定分解能:25㎜