マンスリーサポーター
更新 2014.01.21
北村個人でユニセフにマンスリーで寄付をしています。
2012年度の活動報告が届きましたので、一部紹介いたします。
アフガニスタンでは5人に1人の女性が15歳の誕生日を前に結婚するなど、児童婚が広く行われています。主な原因は貧困であり、慣習を変えるには地域全体で取り組むことが必要です。
婚約したとき、彼女はわずか10歳でした。農村に住む父親は娘より40歳年上の男性と婚約をさせたのです。月30ドル程度の収入で4人の子供を養っていた父親は、新郎が用意した9000ドル以上の結婚持参金を断れませんでした。彼女は婚約の取り消しを父親に懇願しましたが、父親の決意は変わりません。母親は結婚式の日が迫ったある日必死の思いで行動を起こし、ユニセフが支援する子供の保護ネットワークに相談しました。ネットワークメンバーは父親と花婿を説得し、3か月の話し合いの末、結婚が取り消されました。現在12歳の彼女は、再び学校に通い、子供らしく生きる為の生活を取り戻しました。
日本ユニセフ協会http://www.unicef.or.jp/